サーフィンの師匠の井坂啓美(ドジ井坂さん)との思い出話です。

おはようございます!!

 

今日の伊良湖の波はサイズアップしていますが西北西風が強めに吹き、流れも入ってるポイントもあるため、サーフィンされる方は気を付けて楽しんでくださいね(^^)/

 

昨日の夜に突然の訃報でいまだに信じられません。

 

少し長くなってしまいますが、お時間のある方はお付き合いください。

 

サーフィンの師匠の井坂啓美(ドジ井坂さん)との思い出話です。

 

 

ドジさんとの出会いは自分が21才ぐらいだったと思います。

 

当時サーフィンしかしてなく、朝起きてサーフボードを持ちいつものように全日本ポイントに家から歩いて海に行きました。

 

その日は冬で北西風が吹き、波は胸~肩ぐらいのサイズがあり、堤防の横で良い波が割れていました。

 

知り合いの方も入っていて挨拶しながらパドリングして近づいていくと、堤防の上に大きな一眼レフのカメラを首にかけた年配の男性が立っていました。

 

サーフィンをしていると低く大きな声でサーファーに堤防の上からアドバイスをしており、海の中から見上げて顔を見てみるとドジ井坂さんでした。

 

それがドジさんとの初めての出会いでした。

 

心の中では(やべー、ドジ井坂本物じゃん!!俺ドジ井坂のサーフィンクリニックの本持ってるよ~!!)と感動したのを覚えています。

 

こんにちは!!と挨拶したらドジさんからサーフィンを撮影させてと言われ、堤防の上から『写真が映えるようにもっと板の振りを遅くして!!』や『ラウンドハウスカットバックして!!』など笑顔で言ってくれたのを今でも覚えています。

 

そしたら次の号のサーフィンライフで写真を使ってくださり、僕も含め写真を使用することを知らされてなかったので、その時にお世話になっていたスポンサー様や知り合いの方達など各方面から驚きのお電話をいただきました(笑)

 

その後ドジさんには色々教えていただきサーフィンのことはもちろんですが、人との繋がりや接し方など大切なことを多く学ばせていただきました。

 

俺の家に泊まってお酒を飲んでそのまま寝て一緒にサーフィンスクールに行ったこともありましたね(笑)

 

湘南に試合に行った時も暖かく迎えてくれて、魚が食べれないって言ってる俺に鯨の肉をごちそうしてくれてトイレまで駆け込み吐きました(笑)

 

当時は月初めの日曜日から火曜日まで伊良湖に滞在しており、熱心な指導でドジさんが来る前は生徒はみんな緊張していましたね。

 

堤防の下は熱い指導で時間の経過が遅く感じるため、ドラゴンボールの精神と時の部屋とも言われていましたね。

 

暑い日も寒い日も外に立ち、生徒をカメラで撮影して大きな声を出している元気なドジさんが今でも目に浮かびます。

 

 

ドジさんに出会えたことが俺にとってすごく大きな財産になりました。

 

全てが良い思い出です。

 

本当に長い間お世話になり、ありがとうございました。

 

書きたいことはまだまだありますが、涙腺が崩壊していくのでもうやめておきます。

 

俺がそっちに行った時はまた重低音を響かせた声でアドバイスくださいね。

 

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

レスカームサーフショップ 江崎秀映

 

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